特集記事

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    介護の仕事は一般に思われているよりもとても大きな学びとやりがいを得られる仕事です。サービス利用者の方は年配の方も多く人生経験が豊富であり、その方とのコミュニケーションやサービス提供の中で得られるものはとても多いのです。特に介護職で既に活躍をしている方の体験談などを見るとそのことが良く分かるでしょう。

  • 現場スタッフの指導役「認定介護福祉士」 現場スタッフの指導役「認定介護福祉士」

    認定介護福祉士はまだ誕生していない資格です。今後団塊世代が続々と介護サービスの利用者に加わることが予想される中、今以上に需要過多となっても適切なサービス提供を行えるよう、現場職員の指導役や関係各所との調整役として介護福祉士の上位資格である認定介護福祉士の活躍が求められているのです。

  • 訪問介護の指揮者「サービス提供責任者」 訪問介護の指揮者「サービス提供責任者」

    日本は今、国として社会保障費の支出を抑制するために介護サービスの提供拠点を施設から各家庭に移そうと「施設から家庭へ」というコンセプトを掲げています。そのため訪問介護の存在は今後ますます重要になり、訪問介護を行う場合に設置が義務付けられているサービス担当責任者の存在もますます重要なものとなってきています。

利用者との架け橋「ケアマネージャー」

2016.2.29
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介護を取り仕切るケアマネージャー

ケアマネージャーの仕事は直接介護のサービス利用者の方の介助を行うことではなく、より高い視点から介護全体を取り仕切ることです。確かに介護の実務はサービス利用者の方の生活面で食事や入浴などの各種介助になります。しかし、実際にどのような介助を行うべきなのかにはそのサービス利用者の方の状態に合わせた指針が必要です。また特に医療行為も受けている最中のサービス利用者の方であれば、医師や看護師との連携も必要になります。
こうした介助の指針作りや医師、看護師との連携などを行い介助を担当するヘルパーが確実な仕事をできる状況を整えサービス利用者の方に適切な介護サービスを提供することがケアマネージャーの仕事です。

介護を取り仕切るケアマネージャー

肝となるアセスメントとケアプラン

こうした仕事の特性上、ケアマネージャーの仕事の肝はアセスメントとケアプランの作成になります。どちらも聞き馴れない言葉かもしれませんが、アセスメントは情報収集や分析を意味しケアプランは各種介助をどのように行うのかという指針になります。正しい介護を行うにはまず利用者方の現状を把握しなければなりません。例えばどの程度身体の自由が効かないのかによって求められる介助のレベルが異なるからです。もうほとんど身体を動かせないという人であれば、かなり密な介助が必要でしょう。しかし逆に回復途上にある人の場合、あまりに密な介助ではその人の自身の生活能力を余計に奪うことに繋がってしまいます。そのためサービス利用者の方の状況に合わせた介助の指針、ケアプランが必要になるのです。
なおサービス利用者の方に対してアセスメントを行うにあたっては、医師や看護師との連携が必要な場合がありますし、ケアプランの評価についても同様に連携が必要な場合があります。

肝となるアセスメントとケアプラン

カンファレンスの運営

ケアプランの作成ができたら、それを現場で介助を行うヘルパーに対して共有しなければなりません。これをカンファレンスと言い、このカンファレンスの運営もケアマネージャーの仕事です。またこのカンファレンスの対象には介護施設の管理者やサービス利用者本人、またサービス利用者のご家族も含まれることがあり、いわゆる身内だけの会議ではないので緊張することもあるかもしれません。しかし、サービス利用者やご家族の方も含めて今後の介護の指針を共有し疑問点があれば解消する重要な場ですので責任重大となります。

カンファレンスの運営

サービス利用者のモニタリング

実際に介護のサービスが提供されてからもケアマネージャーの仕事は続きます。これはどんな仕事にも言えることですが、計画を立案しその実行がされたら評価や修正をしなければなりません。ケアプランは正しく行われているのか、行われていないとしたらどこに原因があるのか、また正しく行われていたとしても望み通りの結果を生んでいるのかいないのかなどを様々な視点から分析し、ケアプランのブラッシュアップに繋げます。

サービス利用者のモニタリング

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介護の仕事といえば、一般的には身体介助などを行うヘルパーの存在を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし介護の仕事はそれだけではなく、サービス利用者の方の現状を分析し医師や看護師と連携を取った上で適切なケアプランを作成するケアマネージャーのような仕事もあります。介護の仕事はこのように創造性に溢れてかっこいい仕事でもあるのです。

利用者との架け橋「ケアマネージャー」
利用者との架け橋「ケアマネージャー」16.02.29

まだ身体能力がそれほど弱っていないサービス利用者に対して、過度な介助を行ってはかえって相手の身体能力を弱めてしまいます。一方相手の能力を過信して少なすぎる介助に留めてしまっては大きな負担をかけ、クオリティーオブライフを下げてしまいます。このようなことを考えてケアプランを作成するケアマネージャーの存在はとても重要です。